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ホワイトバランス(RAW画像のみ)
RAW 画像(NEF、NRW)のホワイトバランスを調整できます。
- [ホワイトバランス]の をクリックして、適用したい項目を選択する
選択した項目でホワイトバランスが調整されます。選択できる項目は「ホワイトバランスの選択項目と色温度での設定値」をご覧ください。グレーポイントを選択したときは「グレーポイントを使用する」をご覧ください。
- さらに詳細に設定するときは、[微調整]、[色味]スライダーをドラッグして値を設定する
設定した値をもとにホワイトバランスが調整されます。
- 色温度の調整は[微調整]スライダーをドラッグします。設定できる値はホワイトバランスの選択項目によって異なります。「ホワイトバランスの選択項目と色温度での設定値」をご覧ください。
- 色味の調整は[色味]スライダーをドラッグします。設定できる値は -12 から 12 までの範囲で、プラスに設定するとマゼンタ色が弱まり(緑色が強まり)、マイナスに設定すると緑色が弱まり(マゼンタ色が強まり)ます。
- 値は、入力ボックスに数値を入力して設定することもできます。
ホワイトバランスの選択項目と色温度での設定値
- 撮影時の設定
- 撮影時のホワイトバランスが反映されます。
- 自動調整
- 撮影したRAW画像をもとに、ViewNX-i がホワイトバランスを自動的に調整します。
- 色温度の[微調整]を行うときの初期設定値と設定範囲は、自動で設定されます。RAW 画像(NEF、NRW)を複数選択しているときは、色温度の[微調整]は設定できません。
- COOLPIX で撮影された NEF 形式の RAW 画像のときは、[自動調整]は適用できません。(COOLPIX A は除く)
- オート0
- 白色の表現を重視した色調に自動的に調整します。
- 撮影したカメラによっては適用できない場合があります。
- 画像を複数選択したとき、その中に[オート0]に対応していない画像やファイルが含まれていると、選択したすべての画像やファイルに[オート0]は適用できません。
- オート1
- ほとんどの撮影状況に適しています。
- 撮影したカメラによっては適用できない場合があります。
- 画像を複数選択したとき、その中に[オート1]に対応していない画像やファイルが含まれていると、選択したすべての画像やファイルに[オート1]は適用できません。
- オート2
- 白熱電球下で撮影した RAW 画像をもとに、ViewNX-i が電球色の暖かみを残した色調に自動的に調整します。
- 撮影したカメラによっては適用できない場合があります。
- 画像を複数選択したとき、その中に[オート2]に対応していない画像やファイルが含まれていると、選択したすべての画像やファイルに[オート2]は適用できません。
- 自然光オート
- 晴天、曇天、日陰など自然光下での撮影に適したホワイトバランスにカメラが調節します。
- 撮影したカメラによっては適用できない場合があります。
- 電球
- 白熱電球下で撮影した画像に適しています。
- 色温度:3000K
- 色温度設定範囲:2610K - 3533K
- 蛍光灯(3000K) / 蛍光灯(3700K) / 蛍光灯(4200K) / 蛍光灯(5000K) / 蛍光灯(6500K) / 蛍光灯(7200K)
- 蛍光灯下で撮影した画像に適しています。
- 色温度:3000K / 3700K / 4200K / 5000K / 6500K / 7200K
- 色温度設定範囲:2610K - 3533K / 3125K - 4545K / 3472K - 5319K / 4000K - 6666K / 4926K - 9090K / 5319K - 9090K
- 高演色蛍光灯(3000K) / 高演色蛍光灯(3700K) / 高演色蛍光灯(4200K) / 高演色蛍光灯(5000K) / 高演色蛍光灯(6500K)
- 高演色蛍光灯下で撮影した画像に適しています。
- 色温度:3000K / 3700K / 4200K / 5000K / 6500K
- 色温度設定範囲:2610K - 3533K / 3125K - 4545K / 3472K - 5319K / 4000K - 6666K / 4926K - 9090K
- 晴天
- 晴天の順光で撮影した画像に適しています。
- 色温度:5200K
- 色温度設定範囲:2500K - 7042K
- 晴天日陰
- 晴天の日陰で撮影した画像に適しています。
- 色温度:8000K
- 色温度設定範囲:5714K - 9090K
- 曇天
- 曇天時に撮影した画像に適しています。
- 色温度:6000K
- 色温度設定範囲:4629K - 8620K
- フラッシュ
- ニコン製スピードライトを使用して撮影した画像に適しています。
- 色温度:5400K
- 色温度設定範囲:4255K - 7407K
- FL-G1
- ニコン製スピードライトに、蛍光灯用フィルター(FL-G1、SZ-3FL)を装着して撮影した画像に適しています。
- 色温度:5464K
- 色温度設定範囲:4301K - 7553K
- FL-G2
- ニコン製スピードライトに、蛍光灯用フィルター(FL-G2)を装着して撮影した画像に適しています。
- 色温度:5988K
- 色温度設定範囲:4610K - 8562K
- TN-A1
- ニコン製スピードライトに、電球用フィルター(TN-A1、SZ-3TN)を装着して撮影した画像に適しています。
- 色温度:2445K
- 色温度設定範囲:2180K - 2789K
- TN-A2
- ニコン製スピードライトに、電球用フィルター(TN-A2)を装着して撮影した画像に適しています。
- 色温度:5000K
- 色温度設定範囲:4000K - 6622K
- ナトリウム灯混合光
- 野球場、体育館など、ナトリウム灯の混合光を使った撮影に適しています。
- 色温度:2700K
- 色温度設定範囲:2380K - 3125K
- 水中
- 水中で撮影した画像に適しています。
- [水中]をサポートしているカメラで撮影された RAW 画像のみ[水中]は適用できます。
- 画像を複数選択したとき、その中に[水中]に対応していない画像やファイルが含まれていると、選択したすべての画像やファイルに[水中]は適用できません。
- グレーポイントを使用
- グレーポイントを選択したときは「グレーポイントを使用する」をご覧ください。
グレーポイントを使用する
[ホワイトバランス]で[グレーポイントを使用]を選択したときは、画像のグレーの部分を指定して、その RGB 値を基準にしてホワイトバランスを調整できます。グレーポイントのサンプルが取れるのは、選択しているRAW画像(NEF、NRW)のみです。
- [ホワイトバランス]の[グレーポイントを使用]を選択する
- をクリックしてサンプルする範囲を選択する
グレーポイントを画像上で指定するとき、クリックした位置からサンプルする範囲を[1画素]、[3x3画素平均]、[5x5画素平均]から選択します。
- [開始]をクリックする
カーソルがスポイトツールに変わります。
- 画像のグレーの部分をクリックする
グレーポイントの指定は、[終了]をクリックするまで何度でもやり直すことができます。画像を拡大表示すると、より細かい部分でグレーポイントを指定できます。画像を拡大表示するには「表示サイズを変更する」をご覧ください。編集中の画像がRAW画像の場合に限り、サムネイルをクリックしてもグレーポイントを指定できます。[ホワイトバランス]を調整せずにスポイトツールを終了するには、グレーポイントを指定せずに[終了]をクリックするか、または画像やサムネイル以外の部分をクリックしてください。
- [終了]をクリックする
グレーポイントを使用して[ホワイトバランス]が調整されます。